ルノーはさらに効率がいいかもしれないが、ノルベルト・ハウグ(メルセデスベンツ・モータースポーツ副社長)は、メルセデスが最もパワフルなエンジンであるという結果に満足していると語った。
ハウグは、「ライバルの数は知らない。しかし、KERS(運動エネルギー回生システム)と同様にわれわれのエンジンは何度もF1での基準となっている」と述べ、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に次のように話している。
「私たちは自分たちで主張したことはないが、多くが議論を交わしている。われわれのライバルはすばらしい仕事をしている。フェラーリ、ルノー、そしてコスワース。それは疑う余地がないね」
しかしハウグは、ルノーが主張する最も効率のいいエンジンが、F1ではベストと評されるのだという意見に異を唱えた。
「ライバルより燃料が少ないというのは、一般的にパワーが劣るからだ」
「私は特別な消費だと考えている。私たちは非常に良さそうだ。絶対的な消費量では、たぶんわれわれがベストではないのかもしれないね」