メルセデスのモータースポーツ部門副社長のノルベルト・ハウグは、メルセデスGPのメカニックがミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)の年齢を笑いのネタにしていたことを擁護した。
7度のタイトル獲得という前人未到の記録を打ち立て、2006年に引退したシューマッハ。2010年に現役復帰を果たしたが、以前のような強さを見せることはできず、42歳という年齢がパフォーマンス低下の原因ではないかとの意見もある。
そんな中、前戦モナコGPの際、メルセデスGPのガレージにあるトイレに、ある画像がはられていることをオランダのウェブサイトが報じていた。その画像とは、シューマッハの画像を加工し、顔はしわだらけで髪も白髪になり、はげ上がった姿にしたものだった。
しかしハウグは次のように語り、激務をこなすメカニックは、ジョークで息抜きをすることも必要だと語った。
「壁には、笑える写真がたくさんはってあるよ。お互いに尊敬し合っているとしても、相手を笑い飛ばすことも忘れちゃいけない」
「うちの連中がユーモアのセンスをなくしてしまえば、大破したクルマを1時間半で修復することもできなくなるだろう」