ジェンソン・バトン、フェラーリ移籍の可能性を否定せず

2011年05月28日(土)

ジェンソン・バトン(マクラーレン)は、現在所属するマクラーレンでF1キャリアを終えたいと最近に語っていたものの、フェラーリへ移籍する可能性を否定しなかった。

バトンは、2009年にブラウンGP(現在のメルセデスGP)でタイトルを獲得したのち、マクラーレンへと移籍してルイス・ハミルトンとともに戦っている。

バトンは来年末までマクラーレンとの契約下にあるが、小さいころの夢はウィリアムズ、マクラーレン、そしてフェラーリでドライブすることだったと認めている。ウィリアムズはバトンがF1デビューを果たしたチームである。

バトンは『Guardian(ガーディアン)』に、「この3チームのうち、2つに所属することができた。すごいよね。8歳のころにはこんなこと想像できなかったよ」と語り、次のように加えた。

「子どものころは、フェラーリでレースをすることを考えてワクワクしたものだ」

「フェラーリは僕がまだ入ったことのないチーム。チャンピオンになれたけど、またタイトルを獲得したいと思っている」

マクラーレンでキャリアを終えたいと最近に語っていたばかりのバトン。だが今は、「明日のことだって分からない。あまり先のことは計画してないよ」と主張する。

現在フェラーリに所属するフェルナンド・アロンソは先日、フェラーリとの契約を2016年まで延長している。そのため、バトンがフェラーリに加入する場合、もう1人のフェラーリドライバーであるフェリペ・マッサがシートを失うことになる。

現役最強のドライバーとも言われるアロンソのチームメートになることを想像できるかたずねられると、バトンは次のように答えている。「僕は絶対にチームメートのことを恐れたりしない。チームメートとのバトルが楽しいんだ」

「みんな長所と短所があり、そんな人たちと仕事をするのはおもしろいよ。だけど、将来は何が起きるか自分でも分からない」

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