ジェンソン・バトン、フェラーリ移籍報道を笑い飛ばす

2011年09月24日(土)

ジェンソン・バトン(マクラーレン)は、自身が2012年にフェラーリ移籍するとの報道を笑い飛ばした。

そもそもこの憶測は、バトンとマクラーレンとの間で行われている、来年以降の契約に関しての話し合いが長期化していることがきっかけ。そこに先週ブラジル人記者が報じた、バトンとフェラーリの「相思相愛」説が拍車を掛けたかっこうだ。

その記事によると、現フェラーリドライバーであるフェリペ・マッサの契約が満了となる2012年末の時点で、バトンはどのチームにでも移籍可能な状態になれる契約、つまり2012年限りの単年契約を望んでいるとのことだ。

それに対し、2009年のF1王者バトンは、マッサの母国ブラジルの『Globo Esporte(グローボ・エスポルチ)』紙に「まったく事実無根なだけに笑えるね。誰がそんな記事を書いたのか知らないけど、少なくとも僕ではないし、フェラーリでもないよ」と語った。

バトンは、マクラーレンとの話し合いが長引いているがゆえに、話が大げさになる一方であることも認めている。

『PA Sport(PAスポーツ)』は次のようなバトンのコメントを報じた。

「できるだけ早く話し合いが終わることを望んでいるよ。それについて長い間騒がれたくないし、周りの人たちの気をもませたくないから、とにかく早く終わるといいね」

「実のところ、おかしいから、そのフェラーリにまつわる質問をされるのはあまり気にならないんだ!」

一方のフェラーリでは、マッサが2012年以降もフェラーリ残留を目指しており、「僕は2012年のシーズン終了まで契約がある。その後はどうなるか成り行きを見てみよう。僕としてはこのチームに長い間いることができたらと思う」とシンガポール紙へ語った。

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