フェラーリ、ジェンソン・バトン獲得に乗り出す?

2011年06月20日(月)

ジェンソン・バトン(マクラーレン)の母国イギリスのメディアが、フェラーリは現ドライバーであるフェリペ・マッサの後任として、バトン獲得を狙っていると報じた。

フェラーリ関係者が『News of the world(ニュース・オブ・ザ・ワールド)』へ語ったところによると、バトンがフェラーリへ加入して現在フェラーリのチームリーダー的存在になっているフェルナンド・アロンソのチームメートになることについて、「多くの話」がこれまでにあったという。

2009年にはハンガリーGP予選中の事故により、シーズン終盤戦を欠場したマッサ。フェラーリとは2012年末までの契約を結んでいるが、アロンソが加入した昨年は思うような成績を残せず、今年もアロンソには一歩及んでいない。そのため、フェラーリが今季限りでマッサとの契約を解除するのではないかとの憶測が広がっていた。

また、マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュが先日、バトンとの契約更新に前向きだと語っていたものの、バトン本人はマクラーレンと新たに長期契約を結ぶのは「ナンセンス」だとコメントしている。

フェラーリ関係者はさらに、こう続けていた。

「彼を獲得可能か、彼ら(フェラーリ)はすでに確認したよ」

「またタイトルを獲得したいのなら、フェルナンド・アロンソのパートナーとして、フェリペ・マッサ以上に強力なドライバーを獲得する必要があるとチームは気付いている」

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