ザウバーのペドロ・デ・ラ・ロサは、17番手からカナダGPをスタートして12位になった。
ペドロ・デ・ラ・ロサ
「まず何より、FIA(国際自動車連盟/F1統括団体)に感謝したい。とても危険になったとき、きちんとレースを中断してくれたし、セーフティカーの導入もすべて正しい判断だった。中断直前には、ほとんど走行不能な状態だった。何も見えなかったし、何速に入れてもアクアプレーニング現象が起きていたんだ」
「それでも、17番手からスタートして、セーフティカー先導でのレース再開時には、9番手になっていた。でも、セーフティカーが解除される直前にジェンソン(バトン/マクラーレン)と接触して、フロントウイングを壊してしまったからピットインせざるを得なかった」
「これで僕のレースが台無しになり、大きく順位を落とした。その後、1速に入ったままになってしまい、さらに順位を落としたよ。それ以上に、何台かの周回遅れのせいでタイムを失っていたんだ。できるだけ取り戻そうとしたけど、ポイント圏内に戻ることはできなかった」
「今日はもっといい結果を残せた可能性もあるけど、チームがとてもいいピットストップの判断をしてくれたから、チームに感謝しているよ。とんでもなくたくさんのことが起きたレースだった。いきなり呼び出されてクルマに乗り込んだドライバーもいたしね。この数日間のことは絶対に忘れない」