ミハエル・シューマッハは間違いなく3年契約とメルセデスGP

2011年06月29日(水)

ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)に関する憶測が止まらない。火消しはメルセデスのモータースポーツ責任者ノルベルト・ハウグの役目だ。

先週末のヨーロッパGPで、シューマッハの契約は実質的に2年プラス2012年のオプションであることをチーム代表ロス・ブラウンが示唆していた。しかも、オプションはシューマッハ側にあり、2012年の契約について決断する優先権はシューマッハ側にあるとのことだった。

しかし、ハウグは27日(月)、次のように述べた。「3年契約であることはマイケル(シューマッハ)本人が認めている。時期が来るまで、次のことは一切考えないよ」

しかし昨年に復帰した際シューマッハは、中団でレースをするつもりはないと言っている。

これについてハウグは、これからチームはもっとも困難な段階に差しかかると、次のように『SID通信』に話す。

「F1に3つのトップチーム(レッドブル、マクラーレン、フェラーリ)があるのは厳然たる事実だ。われわれは4番目が定位置となった」

「4番から1番にジャンプアップするのは容易なことではない。6番から4番だって大変なんだ。4番から3番、2番から1番はもっとも困難なステップだよ」

いかに大変でも、ハウグはチーム予算をその言い訳にしない。

「予算を隠れみのにはできない。それが手かせ足かせになっているとは思わないよ。最高額の予算は持ちあわせていないかもしれないが、十分な額だ。われわれは努力を続けるのみさ」

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