F1各チーム、2012年のテスト禁止緩和について議論

2011年07月19日(火)

F1チームは、2012年シーズン中のテスト禁止緩和の可能性について話し合った。

F1統括団体FIA(国際自動車連盟)会長であるジャン・トッドは、既存のテスト禁止は「馬鹿げている」と語り、来シーズンは各チームとも2、3度のテストを行えるようにすべきだと求めている。シーズン中のテスト復活には小規模のチームがコスト面の理由から反対している。

フランスの『autohebdo.fr』によると、チーム側はイギリスGPでテスト禁止緩和について議論したが、特に大きな前進はなかった。

ウィリアムズの技術責任者であるサム・マイケルは話し合いの場が持たれたことについて次のように認めた。

「まだ何も決定はしていないが、若手ドライバーの為にシーズン中、テストの機会を持つ事についていくつかのアイデアが出された」

さらに2014年からの1.6リッターV6ターボエンジンの搭載やブロウン・ディフューザー使用に関わる論争に触れ、「テスト容認は議題であったことは確かだが、その他にも話し合わなければならないことは多かったんだ」とマイケルは述べた。

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