ニューヨーク市街地レース、いまだ交渉中

2011年08月04日(木)

大都市ニューヨークでF1を開催する話は、まだ生きていた。

『The Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)』紙によると、お隣ニュージャージー州にあるウィーホーケンとウエスト・ニューヨークの両町長は、2013年までに市街地でレースを開催すべく個人投資家との間で交渉が行われていることを明らかにした。

「経済的に不透明な昨今、直接と間接の別を問わず、収入に結びつく話は願ってもないこと。われわれのF1レースが開催されれば、市民にとって大いにプラスとなり得る」

「レース開催でもたらされる利益は両町に公平に分配されるべきで、同時に、市民の税金は1ドル足りとも使ってはならない。両町は既に、多額の金銭補償を受けられるとの話を投資家グループから聞いている」と、リチャード・ターナーならびにフェリックス・ローク両町長は共同声明で述べた。

ニュー・ジャージー州知事、クリス・クリスティーの広報官は、F1開催の提案について両町長が初歩的な話し合いを行ったことを認めている。

「ニュージャージーにF1がやってくるという話だけでも、ワクワクする」

来年には、2007年以来となるアメリカGPがテキサス州オースティンの常設サーキットで開催されることになっている。

『The Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)』紙では、F1最高権威バーニー・エクレストンのコメントは取れなかったと伝えた。

この記事をシェアする

【関連記事】

2011年 F1ニュース一覧 rss

2011年F1ドライバー

2011年F1チーム

世界選手権

フォーミュラカー

市販車ベース