ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)のマネジャーは、シューマッハが今シーズン限りで引退を考えているという報道を非難した。
イタリアの『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』が今週、2012年の契約も結んでいるとシューマッハが明言しているにもかかわらず、以前よりもリラックスしているという自身の精神状態が「このチームにふさわしいのか分からない」と語るシューマッハのコメントを掲載。シューマッハが今季限りでの引退も検討していると伝えた。
これに対し、シューマッハのマネジャーであるサビーネ・ケームが「すべてナンセンスなこと」と語り、引退報道を非難したと『Bild(ビルト)』が報じている。
「ミハエルがF1復帰して以来、コリエーレ・デロ・スポルトの誰とも話をしていません」とケームは話した。
また、ケームはシューマッハには引退するつもりがないとも語った。
「ミハエルはF1に情熱をささげています。それにメルセデスGPとともに何かを作り上げることを、とても興奮する挑戦だと考えているんです」
「時には厳しい状況にもなりますが、それも彼のやる気を大きくさせるだけです。F1で20年も過ごしたドライバーですから、忍耐力を持つことが大事だということを理解しています」