トロ・ロッソ、フランス出身の新人ドライバー登用を認める

2011年08月30日(火)

フランスの若手ドライバー、ジャン・エリック・ベルニュがトロ・ロッソでF1修行を積むことになったとの報道を、チーム代表のフランツ・トストが認めた。

現在ベルニュはルノー・ワールド・シリーズに参戦中だが、10月のシーズン閉幕を待って、金曜日のフリー走行1回目にトロ・ロッソの今季マシンSTR6のステアリングを握ることが、明らかとなった。

HRTからレースに出走しているダニエル・リチャルドと同様、ベルニュは、レッドブルのドライバー育成プログラムのメンバー。トロ・ロッソのレースドライバー、セバスチャン・ブエミとハイメ・アルグエルスアリの位置をおびやかすひとりだ。

ベルニュについてトストは、フランスの自動車情報サイト『autohebdo.fr』に次のように語った。

「今回のステップアップは、F1経験を積むと同時に、チームを知り、マスコミとも渡り合いながら、技術的な方面の知識を得るチャンスだ。そのすべてが、F1ドライバーである以上、必要なことだよ」

レッドブルは、2012年のトロ・ロッソに誰を乗せるか、今シーズンが終わるまで決めるつもりはないようだ。

レッドブルのモータースポーツ活動で責任者を務めるヘルムート・マルコ博士も、スイス『Blick(ブリック)』紙に、「トロ・ロッソの来季ドライバーを誰にするか、今季が終わるまで決まらない」と語った。

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