マクラーレンのルイス・ハミルトンがモンツァ・サーキットで行われるイタリアGPに向けた意気込みを語っている。
「去年、僕はスパ(ベルギーGP開催サーキット)で勝ったけれど、モンツァ(イタリアGP開催サーキット)では完走することができなかった。今年はその去年のパターンと逆になるといいね! リタイアに終わってしまったベルギーGPはもう過去の事さ。今はカートレースで沢山の時間を過ごしたイタリアにまた行けることを本当に楽しみにしている。イタリアは大好きな国だよ」
「僕としては、とても楽観的にレース週末に臨むことができると思っている。僕はまだモンツァで勝ったことがないから、今年こそはいい結果を手にしたいね。特に予選が楽しみだ。DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)がラップタイムに大きな変化をもたらすだろうからね。予選ではクルマから最高のパフォーマンスを引き出したい。そしてもちろん、力強い決勝のレースを望んでいるよ」
「4本も長いストレートがあって、DRS使用の制限がない予選は緊迫したものになるだろうね。サーキットの要(かなめ)となるその4つの直線区間でのスピードは20km/hは速くなるだろうから、予選でのラップタイムは決勝レースよりもかなり速くなると思う。それを考えると、とても興奮するね」
「しかし、レースに向けてはダウンフォースも必要だ。コース中盤にあるレズモ(コーナーの)2つ目と最終コーナーのパラボリカの後にはストレートが控えている。だからポジションアップの追い抜きを仕掛けるためにも、それらのコーナーでは十分なスピードが必要なんだ。今回もライバルたちととても接近したレースになるだろうね・・・本当に楽しみだよ」