マーク・ウェバー、キャンバー問題に対応

2011年09月10日(土)

レッドブルのマーク・ウェバーは、モンツァ・サーキットで行われたイタリアGPフリー走行1回目で24周を周回して、ベストタイムは1分25秒459で4番手。フリー走行2回目では、32周を周回してベストタイムは1分24秒468で6番手になった。

マーク・ウェバー
「とてもよかったよ。ダウンフォースやギアレシオの設定がとても難しいコースだから、やるべきことがたくさんあったんだ。タイヤは2種類のコンパウンドとも、とてもいい反応を見せていた。2回目のフリー走行では、作業のほとんどをソフト側のタイヤでこなしたよ」

「今回のレースに向けたキャンバーのセッティング(※)の推奨に合わせて、調整をした。ここのセッティングは難しいんだ。コーナーでのグリップと、ストレートでのスピードの妥協点を探ることになるからね。セブ(セバスチャン・ベッテル/チームメート)と僕は今日、別々のプログラムで走っていたから、夜に双方のデータをまとめるよ」

(※)クルマを正面から見た場合、フロントタイヤが内側に傾き、「ハ」の字に見えるが、その角度がキャンバー角。前戦ベルギーGPでレッドブルがタイヤメーカーであるピレリの推奨以上に角度をつけ、タイヤに問題が起きたことから、イタリアGPではよりタイヤへ負担をかけないキャンバー角を採用するようピレリが各チームに推奨した。

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