レッドブルのマーク・ウェバーは、モンツァ・サーキットで行われたイタリアGPを5番手からスタートしたが、フェリペ・マッサ(フェラーリ)に追突してフロントウイングを脱落させると、最終コーナーのパラボリカでクラッシュし、リタイアした。
マーク・ウェバー
「最高なスタートにはならず、僕とジェンソン(バトン/マクラーレン)が並んでいて、そこでいくつか順位を落とした。セバスチャン(ベッテル/チームメート)もスタートが決まっていなかったと思うけど、スタートはみんなバラバラだった。フェルナンド(アロンソ/フェラーリ)が見事なスタートを決めていたね」
「その後、セーフティカー導入からレースが再開するとき、フェリペの後ろにつけていたんだけど、1コーナーに向けてアウト側からブレーキングを開始した。ターン2へ向けてイン側に入ろうとしていたんだ。でも、完全にイン側へ入れる状況だったと思う。追い抜きを仕掛けようとしたんだけど、イン側の縁石はとても高くなっているんだよね。縁石に当たると、残念なことにフェリペにも当たってしまい、そこで終わりだよ」
「最短の時間でピットへ戻ろうとした。初め、クルマの状態はあまり悪くなかったからね。でも、しばらくするとウイングが車体の下に入ってしまった。それでブレーキが利かなくなってしまったんだ。パラボリカをまっすぐ行ってしまい、そこでレース終了さ」