フェラーリのフェリペ・マッサは、モンツァ・サーキットで行われたイタリアGPフリー走行3回目で、14周を周回してベストタイムは1分23秒668で3番手。予選では、1分23秒188を記録して6番手になった。
フェリペ・マッサ
「すべてを考慮に入れれば、いい予選だったと思う。もちろん厳しく、楽なものではなかったよ。とても速いクルマが何台かいることが分かっていたからね。予選前に予想していたとおりの結果になった。僕たちはうまく作業を進め、フリー走行ごとにクルマを微調整していったんだ」
「Q3最後の走行では、ミハエル(シューマッハ/メルセデスGP)の後ろでうまくスリップストリーム(前車の背後に入ることで、空気抵抗が減る現象)に入れたんだけど、攻めすぎてしまい、2つ目のシケインとレズモ(6、7コーナー)でタイムを落としてしまった。もう1つか2つ順位を上げられたかもしれないけど、それ以上は無理だったね」
「明日は、接戦で難しいレースになると思う。リアタイヤの性能低下が重要な要素になるだろうね。いつものように、戦略が決定的な要素になるけど、うまくやれるといいね。今回はフェラーリにとってとても重要なレースだし、集まってくれたファンが熱狂できるようなものを見せたい。目標? 表彰台だよ。難しいことは分かっているけどね」