ミハエル・シューマッハはF1を引退すべき=ファン半数の意見

2011年09月21日(水)

あるアンケート調査によると、ドイツのスポーツファンのおよそ5割がミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)は再び引退するべきだと考えているようだ。

かつて7度の世界王座に輝き、通算91勝という前人未到の記録を打ち立て2006年シーズンで一度現役から退いたシューマッハ。2010年にメルセデスGPから劇的に現役復帰を果たした。しかし、マシンのパフォーマンス不足も指摘されてはいるものの、以前のような成績を残すことができておらず、復帰してからはまだ表彰台にすらたどり着けていない。

そして予選、決勝共にチームメートであるニコ・ロズベルグの後塵(こうじん)を拝し続けているため、契約満了となる2012年の前に引退をするとのうわさ、あるいは引退するべきだという指摘が後を絶たない。

そんな中、シューマッハの母国ドイツの『SID通信』が市場調査会社『Promit(プロミット)』の情報を元に作成したデータによると、アンケート対象者の47.2%は、シューマッハが2012年以降もF1にとどまり続けることに対して否定的であるようだ。

反対に、32.2%は2013年もF1で走り続けるべきだと答えた。そして8.5%は、弟のラルフ・シューマッハも参戦するDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)へ戦いの場を移すべきとの意見なようだ。

当のシューマッハ本人は、先のことはまだ決めていないと強調しており、「僕は間違いなく来年も現役のF1ドライバーだ。それから物事がどうなるかが分かるよ」とドイツの『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』紙に語った。

一方、アンケートに答えたスポーツファンの67.2%は、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が11月27日に決勝が行われる最終戦ブラジルGPの前に今季のタイトルを勝ち取ると予想している。

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