フォース・インディアのエイドリアン・スーティルが、鈴鹿サーキットで行われる日本GPに向けて意気込みを語った。
Q:エイドリアン、今年もまた鈴鹿サーキットでレースをすることになりますが、楽しみにしていますか?
スーティル:もちろん。僕は日本が大好きなんだ。それに、今年の初めに起こった大災害の後でも再び日本へ行くことができるのはうれしく思うし、海外に向けてもいいサインになると思うよ。そして鈴鹿サーキットは僕の得意なサーキットであると同時に、最高のサーキットでもある。
スーティル:もちろん僕がもっとも気に入っているサーキットだよ。でも、同じくらいに韓国とインドのサーキットを楽しみにしているんだ! これからは、レースをするのが楽しみなサーキットがいくつかあるね。
Q:鈴鹿のどのようなところが、あなたにとってすごく特別ですか?
スーティル:鈴鹿は真のドライバーズサーキット(ドライバーの技量が問われるサーキット)だ。わずかなミスも許されないS字や130Rといったコーナーは本当に素晴らしい。サーキット1周の中にこれだけたくさんのものすごいコーナーが詰まっているのは珍しいよ。
スーティル:そして、その1周をうまくまとめられた時の気分は最高なんだ。それに、まだF3(下位カテゴリー)でレースをしていたころ、僕は1年間日本に住んでいたことがある。だから、いつも第2の故郷に帰ってきたような気分になるんだよ。
Q:今年のフォース・インディアのマシン『VJM04』は、あなたがこれまでのF1キャリアの中で鈴鹿を走ったクルマで、最高のものになりそうですか?
スーティル:そうだと思うよ。去年、僕たちはシーズン序盤では競争力があった。けど、鈴鹿にやってくるシーズン後半は厳しかった。ここ最近4レースでの僕たちのパフォーマンスを見る限り、日本GPではさらにポイント獲得の期待が持てそうだね。