レッドブルのマーク・ウェバーは、鈴鹿サーキットで行われた日本GP決勝を6番手からスタートし、4位でゴールした。
マーク・ウェバー
「おめでとう、セバスチャン(ベッテル/チームメート)! 2度目のワールドチャンピオンを決めることができて、本当によくやったよ」
「今日のレースでの追い抜きはピットストップによるものがほとんどで、コース上での追い抜きはそれほどなかった。僕らはフェラーリとマクラーレンを追い抜いたけれど、僕たちの力は皆同じようなものだった」
「ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)と何度か接触したよ。これでフロントウイングにダメージを負ってしまった。ちょうど集団を抜けてトップグループへ追いつこうとしていた大事なときだったのにね。僕らは接触したけど、彼はなんともなかったみたいだ」
「セーフティカーは僕にとって都合のよいタイミングでは出てくれなかった。ちょうどピットストップのタイミングでフェルナンド(アロンソ/フェラーリ)をとらえられるんじゃないかと思っていたところだったんだ。でも集団がひとかたまりになったので、またミハエルと同じような状況にならざるをえなかったし、ほかのドライバーをアンダーカット(※)することは難しかった」
「結局、最終的には納得のいく結果になった。ジェンソン(バトン/マクラーレン)にとっては素晴らしいレースだったね。いろんな意味で、ここは彼の第2の母国レースだからね。そして、セブ(ベッテルの愛称)にはタイトル獲得おめでとうと言いたい」
※ライバルよりも先にピットインすることで、新品タイヤのグリップの良さを生かして相手がピットストップした際にその前へ出て順位を上げること