ティモ・グロック、クルマのセットアップを見直す

2011年10月10日(月)

ヴァージンのティモ・グロックは、鈴鹿サーキットで行われた日本GP決勝を21番手からスタートし、20位でゴールした。

ティモ・グロック
「スタートはよかった。アウトサイドに寄って、最初の2連続コーナーの前半部分でジェローム(ダンブロシオ/チームメイト)をとらえることができた。トゥルーリ(ヤルノ・トゥルーリ/チーム・ロータス)にもう少しでぶつかるところだった。僕は彼に押し出されて芝に乗ってしまい、不運にもコースアウトしてしまったんだ」

「それで順位を下げてしまい、またジェロームの後ろになってしまった。1回目のピットストップまでは、彼の後ろで身動きがとれなかった。このために最初の5周か6周で僕のタイヤがダメになってしまった。はじめは僕のほうが彼よりも少し速かったんだけど、そのうち彼が僕を引き離し始めたんだ」

「早めにピットストップを行ったんだけど、右のリアタイヤがうまく装着できなくて4秒か5秒失ってしまった。これでリチャルド(ダニエル・リチャルド/HRT)にも抜かれてしまったし、ジェロームはかなり先へ行ってしまった」

「そうしたらセーフティカーが導入されたので、僕たちは3回ピットストップする作戦に切り替えてハード側タイヤに交換した。これでジェロームの前に出ることができたんだけど、レース終盤にはブルーフラッグへの対処(上位のクルマのためにコースをゆずること)がとても大変だったし、ヒヤリとした瞬間が何度かあったよ」

「ともあれ、僕たちは2台とも問題なく完走できたし、クルマの性能は最大に引き出せた。韓国GPが楽しみだけど、クルマのセットアップを見直さなくてはいけないね。問題はなかったんだけど、とてつもなく素晴らしかったというわけでもなかったからね」

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