ルイス・ハミルトン、フェリペ・マッサへの不満を募らす

2011年10月15日(土)

この数戦で接触が相次ぎ、いざこざに発展していたルイス・ハミルトン(マクラーレン)とフェリペ・マッサ(フェラーリ)。韓国GPでも両者のいざこざは続いており、ハミルトンがマッサに対する怒りをあらわにした。

シンガポールGP、そして日本GPと2戦連続でハミルトンとマッサは接触。マッサはハミルトンに対する怒りを見せていたが、ハミルトンはマッサに敬意を払っているとして、故意に接触したわけではないと弁明していた。

また、ハミルトンがメディアを通じてマッサに謝罪したと報じられる中、マッサは『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』へ、「僕へは謝罪の言葉がなかった」とコメントした。

さらに、ミラーで何も見えていないために接触を繰り返してしまったとハミルトンが明かし、F1はミラーをもっと見やすいものにすべきだとの意見が出ていることについても、マッサは「僕のミラーは問題ない」と『Autosprint(オートスプリント)』へ語り、問題なのはミラーではなく、ハミルトン自身だと示唆している。

その一方、なかなかマッサの怒りが収まらないことに、ハミルトンも我慢の限界に達したようで、マッサに対する厳しいコメントを残した。

「僕はいつだって、フェリペに対する敬意を示してきたし、今でもそれは変わらない。彼のほうからは、ネガティブなコメントばかりが出てくるけどね」

「もし彼がこの件について前に進みたくないのなら、僕はもうそれで構わないよ」

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