ジェンソン・バトン「優勝を狙っていく」

2011年11月05日(土)

マクラーレンのジェンソン・バトンがヤス・マリーナ・サーキットで開催されるアブダビGP(11月13日決勝)に向けて意気込みを語った。

「アブダビGPは2009年に僕が年間チャンピオンを決めた後の最初のグランプリだったから、特別な思い出になっているよ。あの年のアブダビでのレースは本当に楽しいものになった。マーク(ウェバー/レッドブル)とのバトルも良かったよ。最終的に僕は3位でゴールしたんだ」

「ヤス・マリーナ・サーキット(アブダビGPの開催地)は圧巻で近未来的な感じがするな。とてもユニークなサーキットなんだ。夕暮れ時に暗くなっていくにつれて表情を変えていく様子は素晴らしいよ。観客にとっても楽しめるものなんじゃないかな。それからサーキット自体の設計も優れていて、特にあのグランドスタンドからはみんな難なくレースを見下ろせるんだ」

「このサーキットは通常、追い抜きが結構難しい。去年は特に苦労したよ。でも今年はDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)があるから事情は変わってくるだろうね。バックストレートはF1開催地の中でも最長のもののひとつで、激しい展開が期待できるんじゃないかな。今年からの新しいルールがこのサーキットを追い抜きの多い、より興奮する場所に変えてくれると思う」

「僕らのマシンはこのサーキットに適しているよ。すごくポジティブな気持ちさ。前回のグランプリではセバスチャン(ベッテル・レッドブル)を追いぬくほどの速さがなかったけれど、そう簡単に勝たせなかった。戦術的に、マクラーレンはファーストクラスのような快適なレースをしたんだ。チームからの指示は的確、それに素晴らしいピットストップだったよ。年間チャンピオンも決まったけれど僕らはまだグランプリの優勝を狙っていくし、良いショーを見てもらいたいんだ」

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