ルイス・ラジアが来週開催されるGP2フィナーレとなるアブダビでのレースに参戦することが決定した。また、ラジアは所属するケータハム・チーム・エアアジアの兄弟チームであるチーム・ロータスからF1アブダビGP後に行われるF1若手ドライバーテストにも参加する予定だ。
ブラジル出身のラジアはGP2の新チーム、ケータハム・チーム・エアアジアが2011年に最初に契約をしたドライバーで、2月にGP2アジアシリーズでデビューを飾った。ラジアは全ての始まりの場所とも言えるアブダビでチームメートのアレクサンダー・ロッシと共に今季最終戦(11月11日~13日開催)の優勝を目指す。そしてその後はチーム・ロータスのサードドライバーとして11月15日から17日に同じくヤス・マリーナ・サーキットで開催されるF1若手ドライバーテストに1日参加することも決まっている。
参加が決まったラジアは次のように語った。「今シーズンの僕たちの前進を再認識させてくれると思う。このチームでまた戦えることができるなんてとてもうれしい。チームとして初めてのシーズンだったけれど、良い関係を築いてきたし、その関係をアブダビまで続けられるのはすごく良いことだよ」
「F1のテストに参加するというのは僕にとって一大イベントさ。丸1日かかるものだから学ぶことはとても多いし、チームにも有意義なフィードバックを与えられることを願っているよ。2012年のシーズンにむけてテストすることがたくさんあるようだし、ぼくもとても楽しみだ」
「2011年のシーズンもこのヤス・マリーナ・サーキットで始まった。その時はあまり満足のいく結果にはならなかったので、同じ失敗を繰り返さないようにしたい。逆に去年は良い思い出がたくさんあったサーキットだよ。最近かなりきついトレーニングを続けていて、目標に向かってすごく集中できているから、自信もある。来週はかなり良い走りをできるはずだよ」