F1第18戦アブダビGPフリー走行3回目、詳細レポート

2011年11月12日(土)

2011年F1第18戦アブダビGPフリー走行3回目が、11月12日(土)現地時間14時(日本時間19時)から60分間、ヤス・マリーナ・サーキット(1周/5.554km)で行われ、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトップ。小林可夢偉(ザウバー)は12番手だった。

セッション開始時の天候は晴れ、気温27℃、路面温度は42℃。セッションが始まると、システムチェックのため各車が一斉にコースイン。その後、ジェローム・ダンブロシオ(ヴァージン)を先頭に複数のクルマがタイム計測を開始した。

セッション序盤はセルジオ・ペレス(ザウバー)がトップに立っていたが、開始約20分でフェリペ・マッサ(フェラーリ)が1分43秒132を記録してトップに。しかし、すぐにバトンが1分42秒163でトップタイムを更新した。

だが、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が1分41秒186を記録してトップに立ったものの、その直後にバトンが1分40秒993を記録。再びバトンがトップになり、前日に引き続き、このセッションでもマクラーレン勢がセッション序盤から好調な走りを見せている。

開始約35分、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が1分40秒938を記録してトップに。だが、開始約40分でハミルトンが1分40秒661でトップになった。トップ4はマクラーレン勢とレッドブル勢で占められ、5番手以下は大きくタイムを離される状態となった。

そんな中でフェリペ・マッサ(フェラーリ)がトップタイムを更新。マッサのタイムは1分40秒631、ソフト側のタイヤを装着している。開始約45分、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)が1分40秒561を記録してトップに。しかし、すぐにマッサが1分40秒183を記録してトップタイムを更新した。

その後、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)が1分40秒135でトップに。この時点で小林可夢偉(ザウバー)は、1分41秒527を記録して9番手。チームメートのセルジオ・ペレスより約コンマ3秒速いタイムを記録している。

残り約5分、ようやくソフト側のタイヤを装着したマーク・ウェバー(レッドブル)が1分39秒668を記録してトップに。しかし、同じくソフト側タイヤのハミルトンが1分39秒177でトップの座を奪い返した。その後、再びタイム更新を狙ったウェバーだったが、ほかのクルマにふさがれ気味になり、トップタイムは記録できず。ベッテルもほかのクルマに前をふさがれたこともあってトップタイムを更新できなかった。

その一方、ハミルトンは自身のタイムをさらに更新。1分38秒976を記録してトップでセッションを終えた。可夢偉は、1分41秒527を記録し、チームメートであるセルジオ・ペレスの1つ前、12番手になっている。

【結果】アブダビGPフリー走行3回目、各ドライバーのタイム、タイム差など

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