F1第18戦アブダビGP予選、詳細レポート

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2011年F1第18戦アブダビGP予選が、11月12日（土）現地時間17時（日本時間22時）からヤス・マリーナ・サーキット（1周／5.554km）で行われ、セバスチャン・ベッテル（レッドブル）がポールポジションを獲得し、年間最多ポール記録に並んだ。小林可夢偉（ザウバー）は16番手だった。

セッション開始時の天候は晴れ、気温26℃、路面温度は31℃。予選Q1は20分間で戦われ、18番手から24番手のドライバーがここで脱落となる。各車が1回目の走行を終えた段階では、ルイス・ハミルトン（マクラーレン）がトップ。新規3チームとまだタイムを計測していないルーベンス・バリチェロ（ウィリアムズ）が脱落する位置にいる。

結局、バリチェロは一度もガレージを出ることができなかった。ヘイキ・コバライネン（チーム・ロータス）が一時は16番手まで浮上したが、最終的には18番手に後退。新規3チームの6台とバリチェロがQ1で脱落となった。予選Q1で脱落した18番手から23番手は以下のとおり。

18番手ヘイキ・コバライネン（チーム・ロータス）、19番手ヤルノ・トゥルーリ（チーム・ロータス）、20番手ティモ・グロック（ヴァージン）、21番手ダニエル・リチャルド（HRT）、22番手ジェローム・ダンブロシオ（ヴァージン）、23番手ビタントニオ・リウッツィ（HRT）。

ルーベンス・バリチェロ（ウィリアムズ）は一度もガレージをできことができず、タイムなしのまま予選終了となった。

Q1のトップ5は、ルイス・ハミルトン（マクラーレン）、マーク・ウェバー（レッドブル）、ジェンソン・バトン（マクラーレン）、セバスチャン・ベッテル（レッドブル）、エイドリアン・スーティル（フォース・インディア）だった。

予選Q2は15分間の戦いになり、11番手から17番手のドライバーがここで予選を終える。セッション開始から約5分が経過したところで、シケインのイン側に設置されているポールが外れ、壊れた台座がコース上に落ちているため赤旗中断となった。

セッションが再開されると、まだタイムを残していなかったドライバーを中心に上位以外のドライバーがコースイン。残り数分になった段階で可夢偉は15番手につけている。結局、可夢偉はQ3へ進出できるトップ10のタイムを記録できず、ここで脱落となった。予選Q2で脱落した11番手から17番手は以下のとおり。

11番手セルジオ・ペレス（ザウバー）、12番手ビタリー・ペトロフ（ロータス・ルノーGP）、13番手セバスチャン・ブエミ（トロ・ロッソ）、14番手ブルーノ・セナ（ロータス・ルノーGP）、15番手ハイメ・アルグエルスアリ（トロ・ロッソ）、16番手小林可夢偉（ザウバー）、17番手パストール・マルドナード（ウィリアムズ）。

Q2のトップ5は、ルイス・ハミルトン（マクラーレン）、セバスチャン・ベッテル（レッドブル）、マーク・ウェバー（レッドブル）、フェルナンド・アロンソ（フェラーリ）、ジェンソン・バトン（マクラーレン）だった。

予選Q3は10分間で戦われ、ここでポールポジションが決まる。セッションが始まると、レッドブル勢、マクラーレン、フェラーリ勢、そしてニコ・ロズベルグ（メルセデスGP）がコースイン。ロズベルグはタイムを計測せずにピットへ戻った。1回目の走行を終えた時点ではハミルトンがトップ。2番手ベッテルだが、両者の差は0.04秒という大接戦になっている。

残り数分になったところで、エイドリアン・スーティル（フォース・インディア）がコースイン。これを見たメルセデスGP勢やポール・ディ・レスタ（フォース・インディア）もコースインし、10台全車がコースへ向かった。2回目の走行では、まずバトンがトップタイムを更新。しかし、すぐにハミルトンがバトンのタイムを上回る。ウェバーはトップタイム更新ならず。

しかし最後にタイムアタックを行ったベッテルがハミルトンのタイムを上回ってポールポジションを獲得。今季14回目のポールポジションとなり、1992年にナイジェル・マンセルが達成した年間最多ポール記録に並んだ。予選Q3の結果は以下のとおり。

1番手セバスチャン・ベッテル（レッドブル）、2番手ルイス・ハミルトン（マクラーレン）、3番手ジェンソン・バトン（マクラーレン）、4番手マーク・ウェバー（レッドブル）、5番手フェルナンド・アロンソ（フェラーリ）、6番手フェリペ・マッサ（フェラーリ）、7番手ニコ・ロズベルグ（メルセデスGP）、8番手ミハエル・シューマッハ（メルセデスGP）、9番手エイドリアン・スーティル（フォース・インディア）、10番手ポール・ディ・レスタ（フォース・インディア）。

・【結果】アブダビGP予選、各ドライバーのタイム、タイム差など

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