F1若手ドライバーテスト2日目の結果

2011年11月17日(木)

アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで16日(木)、F1若手テストの2日目が行われ、初日に続いてレッドブルのジャン・エリック・ベルニュがトップタイムを記録した。

この日のベルニュは、午前中にセンサーのトラブルが発生し、午後にもKERSのトラブルに見舞われたことから走行時間が限られてしまった。そのため、周回数は初日の約半分である43周にとどまったものの、初日のトップタイムから約コンマ1秒遅れの1分40秒188を記録してトップになった。

初日で2位だったフェラーリのジュール・ビアンキはこの日も2位。ビアンキはエンジン制御や、ピレリが持ち込んでいる2012年向け試験タイヤの評価作業を進めながら91周を走行し、前日のタイムを約コンマ7秒上回る1分40秒279を記録した。

3位は、マクラーレンのテストドライバーであるゲイリー・パフェット。この日はトラブルのため一度コース上にクルマを止めるというアクシデントもあったが、最終的には71周を周回して1分41秒756のベストタイムを記録し、3位となった。

また、この日の4位になったウィリアムズのテストドライバー、バルテリ・ボッタスは、17日(木)の朝に開幕するF3マカオGPに参戦。そのため、16日のテスト終了後、コックピットを降りたボッタスはすぐに空港へ向かったと『Autosport(オートスポーツ)』が伝えている。

17日は今年の若手テスト最終日となる。2日目の結果は以下の通り。

順位 ドライバー チーム タイム 周回数
1 ジャン・エリック・ベルニュ レッドブル 1分40秒188 43
2 ジュール・ビアンキ フェラーリ 1分40秒279 91
3 ゲイリー・パフェット フェラーリ 1分41秒756 71
4 バルテリ・ボッタス ウィリアムズ 1分42秒367 88
5 ジョニー・チェコットJr. フォース・インディア 1分42秒873 84
6 エステバン・グティエレス ザウバー 1分43秒637 96
7 サム・バード メルセデスGP 1分43秒734 94
8 ケビン・コルユス ロータス・ルノーGP 1分43秒776 70
9 ルイス・ラジア チーム・ロータス 1分43秒944 89
10 ケビン・チェッコン トロ・ロッソ 1分44秒808 97
11 ヤン・チャロウズ HRT 1分46秒644 56
12 シャルル・ピック ヴァージン 1分46秒698 61
13 ナタナエル・ベルトン HRT 1分48秒646 9
※タイムはウィリアムズのプレスリリースより
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