フェリペ・マッサ(フェラーリ)は、ピレリのF1復帰が自身の復調につながることを願っている。
2009年には、ハンガリーGP予選中にクラッシュして大ケガを負い、シーズン後半戦を欠場したマッサ。2010年の開幕戦から復帰を果たしたものの、1年を通じて苦戦を強いられることが多かった。もし2011年も高いパフォーマンスを見せられない場合、マッサはフェラーリのシートを失うのではないかとの憶測も出ている。
2008年には選手権2位になっていたマッサだが、2010年の不調はタイヤとの相性が原因だとコメント。2011年からF1のタイヤサプライヤーになるピレリのタイヤを初めて装着した11月のテストでは、すぐにいいペースで走れたとも語った。
「(ピレリタイヤの)第1印象は、とても前向きだったよ」
「フロントタイヤのグリップが高くなって、クルマを走らせやすくなった。僕が望むとおりにコーナーへ入っていけたんだ」とのマッサのコメントを『O Estado de S.Paulo(オ・ エスタード・ジ・サンパウロ)』が伝えている。