4月中旬に開催が予定されているF1中国GP。しかし、サーキットが認証されるのは、レース開催の直前になりそうだ。
『Reuters(ロイター)通信』の報道では、F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)は中国GPの舞台である上海インターナショナル・サーキットに課したコース改修の査察を、3月まで行わないという。
7年前に2億4,000万ドル(約196億5,500万円)を投じて作られた同コースは昨年末、サーキット・ライセンスの更新を前に舗装と水はけの改善を言い渡されたことが明らかになった。
FIAのスポークスマンは18日(火)、次のように語った。
「上海インターナショナル・サーキットは、FIAが要求した作業をすべて執り行うとともに、2月末には完成すると確かに言った。FIAとしては、新しいライセンスの支給に先立ち、3月にも査察を行う」
サーキットの認証が得られない場合、レースが中止になる可能性もある。