ヴァージン、2011年はロシア籍で参戦へ

2011年02月05日(土)

ヴァージンは、2011年のF1シーズンをロシア国籍で戦う。来週早々にも正式に発表される見通しだ。

同チームには昨年、ロシアのスポーツ車メーカー『マルシャ』がスポンサーについており、2011年に先立ってチーム株を取得、名称もマルシャ・ヴァージンと改められた。

2011年マシンは7日(月)にロンドンの『BBC』放送センターで発表されるが、それに先立って同チームは今週、マルシャ社のニコライ・フォメンコ社長の技術ディレクター就任を発表している。

さらに、マルシャ社のイギリス法人で重役を務めるアンディ・ウェッブがCEO(最高経営責任者)となり、これをジョーダンやフォース・インディアで営業担当のボスだったベテランのイアン・フィリップスが補佐する。

そして次なる発表が、2011年にヴァージンがロシア国籍でF1に出走するというものだ。

フォメンコはロシア『Ria Novosti(リア・ノヴォスティ)』通信に、「2月7日にマルシャ・ヴァージン・レーシングが正式発表されれば、われわれは単なる初のロシアチームではなく、初めてロシアのライセンスを持つチームとなる。もし優勝すれば、ロシア国歌が流されるのだ」と話している。

この記事をシェアする

【関連記事】

2011年 F1ニュース一覧 rss

2011年F1ドライバー

2011年F1チーム

世界選手権

フォーミュラカー

市販車ベース