フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が、今年のF1王座を争うであろうライバルたちについて語り、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)を高く評価した。
アロンソの母国スペインの『AS』は、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、マーク・ウェバー(レッドブル)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、ハミルトン、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)、そしてフェリペ・マッサ(フェラーリ)をどう評価しているのかアロンソに質問した。
2010年のF1チャンピオンであるベッテルについて、アロンソは「とても速くて正確な走りをするね。もし彼がレースでトップに立ったら、彼を止めるのは難しいよ」と語った。
ベッテルのチームメートであるウェバーについては、「経験豊富で落ち着いていて、とても安定している。彼はほとんどミスをしないんだ」とアロンソは話している。
さらに、ジェンソン・バトン(マクラーレン)についてアロンソは、「雨やセーフティカーによって難しいレースになると、見事に勘を働かせる。これは、たぐいまれな才能だよ」と評価した。
そして、2010年に現役復帰したものの、苦戦が続いたシューマッハについては、「彼はチャンピオンだよ。みんな彼のことを尊敬しているし、彼はサプライズを見せてくれるドライバーなんだ」とアロンソはコメントしている。
また、自身のチームメートであるマッサについて、アロンソはこう話す。「とても速くて、チームのことを知っている。そして、勝ちたいという気持ちがとても強いんだ」
しかし、ライバル勢の中で最も高い評価を得たのは、かつてマクラーレン在籍時に激しいチーム内バトルを繰り広げたハミルトンだった。
「彼は最高なドライバーだし、今のF1で最速なドライバーかもしれない」とアロンソはハミルトンを高く評価した。