F1 バーレーンGP、年内に開催の可能性も

2011年02月22日（火）

[+] 写真を拡大

2011年のF1開幕戦バーレーンGPの主催者は、レースの中止を決定したが、年内に日程を変えてバーレーンGPが開催される可能性も残されている。

反政府デモが発生し、政府側が治安部隊を投入して武力でデモ隊の鎮圧に乗り出して以来、騒乱状態が続いているバーレーン。3月13日（日）に予定されていたバーレーンGPの中止を主催者が決断したものの、バーレーン側はすぐにF1カレンダーへ復帰することを希望している。

『Autosport（オートスポーツ）』は、次のように語るバーレーン・インターナショナル・サーキット会長のコメントを伝えた。

「非常に近い将来に、各チームやドライバー、そしてF1にかかわる皆さんの到着を歓迎できるよう願っている」

「バーレーンGPは祝典のようなものであり、レース開催はバーレーンにとって、そしてバーレーンの国民にとって大きな誇りになるものだ。世界へバーレーンを披露する場でもある。F1界や世界中にいるわれわれの友人が、難しい状況の中で下したわれわれの決断を理解してくれるよう願っている」

また、『CNN』に出演したバーレーンGP関係者が年内のバーレーンGP開催を目指すと語っていたほか、統括団体FIA（国際自動車連盟）が声明の中で、「延期」と今回の決定を表現していることから、年内にバーレーンGPが開催される可能性はあるとみられている。

この記事をシェアする