ロータス・ルノーGPのニック・ハイドフェルドが、マレーシアGPに向けた意気込みを語った。
Q:ニック、オーストラリアでの開幕戦は、あなたにとって厳しい週末になりましたね。望んでいたような開幕にはならなかったのではないですか?
ニック・ハイドフェルド:もちろん、僕としては残念なものだった。僕たちのクルマにどれほどの速さがあるのか目の当たりにしただけに、なおさらだよ。どのレースでも、週末に最大限の結果を残すことが僕の目標なんだけど、メルボルン(オーストラリアGP開催地)では、それを達成できなかった。
Q:1周目に、クルマが大きなダメージを負っていましたね。その後のレースにはどれほど影響しましたか?
ハイドフェルド:かなり厳しかったよ。本来のバランスではなくなったんだ。グリップはかなり低いし、それによってタイヤをいい状態に保つのも難しくなった。それでも、レースでは何が起こるか分からないから、全力を尽くそうとしていた。ポイントを獲得するチャンスは常にあるからね。攻め続けていたよ。
Q:クルマやタイヤのパフォーマンスについて、多くを学ぶことはできましたか?
ハイドフェルド:それは不可能だった。でも、ビタリー(ペトロフ/チームメート)のクルマから、貴重なデータを得ることはできたよ。それに、このチームでレースの週末を過ごすのは初めてだったから、チームの動き方を覚えることはできた。これは役に立つね。
Q:マレーシアで復活する準備はできていますか? 何を目標にしていますか?
ハイドフェルド:常に次のレースを楽しみにするものだよ。厳しいレースの後には特にね。今はオーストラリアでの事を忘れて、マレーシアを楽しみにしようとしている。
Q:DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)の効果については、どのように考えていますか? マレーシアでは、より大きな効果がありますか?
ハイドフェルド:そうだね、マレーシアでは効果が大きくなると思うよ。サーキットのレイアウトが影響して、以前からマレーシアでの追い抜きは比較的簡単だった。長いストレートからの低速コーナーがあるから、見せ場は増えると思う。