チーム・ロータスのヘイキ・コバライネンが、モナコGPに向けた意気込みを語った。
ヘイキ・コバライネン
「スペインGPの直後、シーズンの中で最も魅惑的な戦いになるモナコへ来たんだ。いいクルマが必要になるんだけど、ほかのサーキットほどピーク時のパフォーマンスは必要ない。コースの特性から、ここでは空力の重要性が低くなるからね」
「ここは仮設の市街地コースだから、週末に走り始めたときには路面がとても汚れている。こういった状況でいいパフォーマンスを見せるには、経験がとても重要になるんだ。モナコでは、いつもいい感じで走れていたし、例年、クルマのパフォーマンス差が小さくなるから、僕たちの経験を利用して、前の連中に戦いを挑みたい」
「DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)が話題になっているけど、アクセルを全開にする区間では、僕は絶対に使うよ。ほかのみんなも同じだと思う。僕たちはKERS(運動エネルギー回生システム)を搭載していないから、使えるものは何でも使って戦うことが重要になるし、それを使うのかどうかなんて考えもしない」
「DRSは、何の違和感もなく使えているし、これで注意散漫になるとは思わない。僕たちは使いこなせるよ」