フェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサの差は実力とテストドライバー

2011年06月03日(金)

フェラーリのテストドライバーであるマルク・ジェネが、同チームのレースドライバーであるフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサは、機材面で優劣をつけられていないと語った。

フェラーリは、両ドライバーを平等に扱っていると主張し続けてきたが、成績上はアロンソがマッサを上回っており、アロンソが実質的なナンバー1ドライバーとして扱われているとの見方が一般的だ。

また、アロンソはルノー(現ロータス・ルノーGP)在籍時、チームメートよりも明らかに有利な待遇を受けていたとされ、マクラーレン在籍時にも同じような待遇を求めたことがマクラーレン首脳陣と対立するきっかけになったと言われている。

しかし、アロンソと同じくスペイン出身のジェネは、母国の『El Mundo(エル・ムンド)』へ次のように語っている。

「フェリペとフェルナンドが、同じ機材を使えるようになっていると100%断言できる。もしフェルナンドの成績が上回っているとすれば、それは彼のレベルが非常に高いためだよ」

「彼がルノーやマクラーレンで何をしたのか知らないけど、僕はシューマッハ(ミハエル・シューマッハ/メルセデスGP)、ビルヌーブ(ジャック・ビルヌーブ)、ライコネン(キミ・ライコネン)といったチャンピオンたちと働いてきた。その中でも、フェルナンドは僕が最も感銘を受けたドライバーなんだ」

「彼がフェラーリに加入する前、僕もいろいろなことを期待していた。でも彼と一緒に働いてさまざまなことを見てきた今、彼が僕の期待をすべての面で上回ってくれたと言えるよ」

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