アブダビはレッドブルとの話し合いは認めたが、レッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソの買収をもくろんでいることは否定した。
アブダビ政府が所有する投資会社アーバルは、すでにメルセデスGPと提携している中、『International Petroleum Investment Company(IPIC)』とスペインの石油会社『CEPSA』を通じて、トロ・ロッソを買収しようとしていたと、スペインでは報じられている。
IPIC会長のカーデム・アブドゥーラ・アル・クバイシは、5月に開催されたスペインGPとモナコGPにも顔を出していた。
1日(水)に出された声明ではアーバルがレッドブルとの共同プロジェクトの可能性を評価していると伝えている。
アーバルは次のように主張する。「この話し合いはレッドブルの共同プロジェクトとアブダビの間に、妥協点を見いだすことができるかどうかなんだ。レッドブルのF1チームも飲料ビジネスもこれには含まれていない」
さらに声明では、アーバルがメルセデスGPの40%の株を今後も保有していくことを明らかにしている。