ルイス・ハミルトン(マクラーレン)に、現在所属するマクラーレンからレッドブルに乗り換える可能性があるという憶測が出てきた。
『Sapa-AFP wire(サパ・AFP・ワイヤー)』は、週末、ハミルトンがジル・ビルヌーブ・サーキットのオフィスで、レッドブルの関係者と会ったと伝えている。
チーム側はハミルトンが、「社交的な訪問」で15分間レッドブルの代表を務めるクリスチャン・ホーナーと過ごしたと認めている。
この新たな報道は、ハミルトンがサイモン・フラー率いる『XIX Entertainment(19エンターテインメント)』とマネジメント契約を交わしていることが関係していると見られている。フラーはイギリスの有名なサッカー選手、デビッド・ベッカムなど、さまざまな選手や著名人と契約している。
最新のうわさでは、ハミルトンが難しい時期を過ごしていることに原因があるのではないかという。ハミルトンの攻撃的なスタイルやF1を統括するFIA(国際自動車連盟)のオフィシャルとの間で論争が問題のようだ。
マクラーレンのチーム代表を務めるマーティン・ウィットマーシュは、「ルイスは残念だったと思うが、彼はレーサーとして自分のスタイルを貫くべきだし、そうすると思っている」と述べている。
ハミルトンは、メルセデスのモータースポーツ部門副社長のノルベルト・ハウグからも温かい言葉をもらっている。
「ルイスはいいドライバーだし、友人でもある。彼に対する批判に共感する気はない。われわれはルイスをサポートするよ。彼は偉大なドライバーなんだ」
ハミルトンとマクラーレンの契約は来シーズン末までだ。