チェコのブルノで19日(日)、WTCC(世界ツーリングカー選手権)の第5戦が行われ、第1レースではロバート・ハフ(シボレー・クルーズ)、第2レースではイバン・ミュラー(シボレー・クルーズ)が優勝した。
第1レースでは、ポールポジションからスタートしたミュラーと2番手スタートのハフがスタート直後から激しいバトルを展開。しかし、最終的にはハフがミュラーを抜き、今季5勝目を記録した。
続く第2レースでは、8番グリッドからスタートしたミュラーが、2周目には3番手まで浮上する驚異的な追い上げを見せた。勢いそのままに首位へ躍り出たミュラーがトップでチェッカーを受け、第1レースでの雪辱を果たした。
この結果、ドライバー部門のランキングではハフが首位のまま。マニュファクチャラーズ部門では、シボレーがトップのまま変わらず、2位はBMWになったが、シボレーは2位以下とのポイント差をさらに広げている。