レッドブルのマーク・ウェバーが、ドイツGPに向けた意気込みを語った。
マーク・ウェバー
「ニュルブルクリンク(ドイツGP開催サーキット)でのレースは、いつも楽しんでいるよ。僕が2009年に初優勝した場所でもあるしね。だから、僕の心の中では特別な場所になっているし、また行けることを楽しみにしている」
「実は、数週間前にもニュルブルクリンクへ行って、ノルドシュライフェ(※)を楽しんだばかりなんだ。あそこは世界一のレースコースだよ。今週もルノー(レッドブルのエンジン供給社)のために、お客さんを乗せて走る予定になっている」
「アイフェル(ニュルブルクリンクのある地方)の山では、天候が予測不能なんだ。もし今週末も同じような状態だと、変わりやすく、難しい路面状態から最大限の結果を得るため、落ち着いて迅速な決断をする必要がある」
「今週末のドイツGPと、来週のハンガリーGPは、レッドブルにとって母国に最も近いレース(レッドブルはオーストリアのチーム)だから、信じられないほどの応援があるだろうね。特に母国レースを戦うセバスチャン(ベッテル/チームメート)や、他のドイツ人ドライバーへの応援は大きいと思う」
「ファンはF1に対してとても真剣だし、情熱的でもある。グランプリの週末には、サーキットのキャンプ場がとてもワイルドなことになっているらしいよ! 僕たちが泊まっているホテルからでも、いつも音楽が聞こえているんだ!」
(※)かつてF1も開催されていた旧コース。全長20kmを越える難関コースで、現在も耐久レースなどで使用されている。