ロータス・ルノーGPのビタリー・ペトロフは、来年も同チームとの確固とした契約がある。しかし、ペトロフの女性マネジャーであるオクサナ・コサチェンコは、すでに他のチームとの交渉も行っていると明かした。
2月のラリー事故で重傷を負い、現在はF1復帰に向けてリハビリを続けているロバート・クビサ(ロータス・ルノーGP)が復帰した場合、クビサの代役を務めているニック・ハイドフェルドではなく、ペトロフがシートを失うのではないかとの意見も一部にあった。
しかし、コサチェンコが『f1news.ru』へ語ったところによれば、もしクビサがF1に復帰することになったとしても、ペトロフがそのシートを失う危険はないという。また、コサチェンコはすでに、ペトロフの2012年以降の契約に向けて動き始めていることを認めた。
「私たちはいくつかのチームやスポンサーと話をしています。2012年シーズン限りで人生が終わるわけではありませんからね」
コザチェンコは、交渉しているというチームの名前は明らかにしなかったが、ロータス・ルノーGPに“欠点”はあるものの、ペトロフはよく成長していると語った。