チーム・ロータスのヘイキ・コバライネンが、ドイツGPに向けた意気込みを語った。
ヘイキ・コバライネン
「チーム・ロータスとしてニュルブルクリンク(ドイツGP開催サーキット)へ行くのは初めてなんだ。去年のドイツGPはホッケンハイムだったからね。だから、グリーンとイエローのクルマが新しいニュルブルクリンクを走るのが楽しみだよ。映画で見たものとは違うけど、今でもこう配の変化や、高速と低速区間がうまく組み合わさっている」
「うまいダウンフォースのレベルを見つけるには一苦労する。11コーナーから13コーナーにかけてのストレートでのスピードを犠牲にしたくないからね。でも、低速の区間、特に1コーナーや13コーナーでも大きなグリップが必要なんだ。ここは、追い抜きには最大のチャンスになる」
「それに、いつもニュルブルクリンクでは天候も大きな要素になる。スパ(フランコルシャン/ベルギーGP開催地)のようだね。晴れていて暑いかと思ったら、次の瞬間には激しい雨が降っている。個人的には、こういった変わりやすいコンディションでレースをするのが好きなんだ」
「1周の中で路面が乾いている部分からぬれている部分へ入っていく。これは、ドライバーができるだけ対応しなければいけないものなんだ。スタンドに座っている観客には歓迎されないけどね。そういった変わりやすい天候になることを願っているよ!」