ロータス・ルノーGPのリザーブドライバー、ロメ・グロジャンが27日(土)、スパ・フランコルシャンで行われたF1登竜門となっているGP2シリーズの第8戦でタイトルを決め、F1復帰に向けてまた一歩、前進した。
「チャンピオンになったので、F1が今どうなっているのか、これからチェックするよ。でも、目下の関心事は2012年に良い契約を結ぶこと、これしかないね」と、グロジャンは話している。
グロジャンは、2009年にシーズン途中にF1デビューを果たすものの、2010年シーズンは残留できなかった。開幕前にラリー事故で負傷したロバート・クビサの代役ニック・ハイドフェルドが思うように成績を残せていないことから、ハイドフェルドに代わってクビサの代役になるのではないかとのうわさも広がっている。