マカオのギア・サーキットで20日(日)、WTCC(世界ツーリングカー選手権)第12戦が行われ、第1レース、第2レースともにロバート・ハフ(シボレー・クルーズ)が優勝。イバン・ミュラー(シボレー・クルーズ)が3度目のタイトル獲得を果たした。
第1レースでは、ポールポジションからスタートしたハフをミュラーが激しく攻め立てた。しかし、ハフがトップの座を譲ることはなく、そのままハフが優勝。2位ミュラー、3位はガブリエル・タルキーニ(サンレッドSRレオン)となった。
続く第2レース、4番グリッドのトム・コロネル(BMW320TC)がスタートで首位に浮上すると、3番グリッドのハフもすぐに2番手へ浮上。そして3周目にはハフがコロネルを抜いてトップに。ハフはそのままゴールしてマカオで2連勝。しかし、タイトルを争っていたミュラーが3位に入ったことで、タイトルはミュラーの手に渡った。
谷口行規(シボレー・クルーズ)は、前戦の第1レースで破損したクルマの修復が間に合わず、マカオ戦を走ることができなかった。