2011年F1最終戦ブラジルGP決勝が、11月27日(日)現地時間14時(日本時間25時)からインテルラゴス・サーキット(1周/4.309km)で行われ、マーク・ウェバー(レッドブル)が今季初優勝を果たす。小林可夢偉(ザウバー)は9位入賞でシーズンを終えた。
ポールポジションからスタートしたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップのままレース序盤を戦ったものの、ギアボックスにトラブルが発生。レッドブルはベッテルに対し、早めにシフトアップするよう指示した。これにより、チームメートのマーク・ウェバーがトップに浮上。ベッテルはレース中盤にファステストラップを更新したが、チームからクルマを壊さないよう指示され、ペースを落とす。結局はウェバーがトップのままゴールし、最終戦で今季初優勝を果たした。
小林可夢偉(ザウバー)はスタートで順位を上げると、入賞圏内にまで浮上。入賞圏内の順位を守りきり、9位に入って2ポイントを獲得し、2戦連続の入賞でザウバーでの2年目を終えた。
2位から10位までの結果は次のとおり。
2位セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、3位ジェンソン・バトン(マクラーレン)、4位フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、5位フェリペ・マッサ(フェラーリ)、6位エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、7位ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、8位ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、9位小林可夢偉(ザウバー)、10位ビタリー・ペトロフ(ロータス・ルノーGP)。
このレースのファステストラップを記録したのはマーク・ウェバー(レッドブル)。最終周の71周目に記録した1分15秒324だった。
・F1最終戦ブラジルGPレースレポート
・【結果】ブラジルGP決勝、各ドライバーのタイム、タイム差など
今季F1もこれで終了。2012年のF1は、3月18日に開幕戦オーストラリアGPの決勝が行われる予定になっている。