ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)は2012年も現在の所属チームであるトロ・ロッソに残留する自信を見せている。
インテルラゴスでのブラジルGP開幕前、アルグエルスアリはトロ・ロッソのオーナーであるレッドブルがドライバーの交代を決定すれば、F1から離れることになると話していた。レッドブルは新人のダニエル・リチャルドとジャン・エリック・ベルニュのデビューを後押しする姿勢を見せている。
しかし、2011年シーズンがインテルラゴスで終幕を迎えた27日(日)に、21歳のアルグエルスアリは報道陣に来季の予定は「明白」だと話した。
「今年はすごい年だったね。僕は、2012年に自分がどこにいるかはっきりわかっている」
「シーズンが終わった今、僕の将来を心配している人たちに一言、僕は2012年に自分がどこにいるかはっきりわかっているよ」と、アルグエルスアリは念を押すように繰り返した。
さらにアルグエルスアリは、自身にとってF1で2年目のフル参戦を果たした2011年の目標は達成したと語る。
「僕に科せられた課題は3つ。ドライバー選手権での順位を2010年より上げて、2010年よりもポイントを取ること。チームメートに勝つこと。基本的に、その目標は全部達成できたね」
アルグエルスアリ以上に将来を心配しているのはチームメートのセバスチャン・ブエミだろう。アルグエルスアリはブエミを「並外れたドライバーで、素晴らしい人」と評している。