フィンランドの元F1ドライバーJ.J.レートが有罪判決を受けた。
かつて80年代終盤から90年代中ごろまでザウバーやベネトンなどで活躍したレートだが、昨年にフィンランドでスピードボートを運転中に運河橋の橋げたに激突し、同乗していた友人を死亡させてしまったことによる過失致死罪に問われていた。
本名をJyrki Juhani Jarvilehto(イルキ・ユハニ・ヤルビレート)という今年45歳のレートだが、事故後の検査でアルコールが検出され、スピード違反についてはすでに罰金刑が科せられている。しかし、事故に関しては記憶がないと警察に対して語っていたという。
『Reuters(ロイター)』が14日(水)に伝えたところによれば、フィンランドの地方裁判所はレートに対して懲役2年4カ月の実刑判決を言い渡した。
これに対し、レートの弁護士はフィンランドの『STT』通信社へ、控訴手続きをとると語っている。