ロバート・クビサ、ロータス・ルノーGPの医師と決別

2011年12月24日(土)

イタリアとポーランドのメディアの報道によると、ロバート・クビサは、ともにリハビリを行ってきたロータス・ルノーGPのチームドクター、リカルド・チェッカレッリと決別したようだ。

今年の2月にラリーの大事故で重傷を負い、今シーズンF1に参戦することができなかった上、来季の復帰も定かになっていないクビサだが、ここまでは驚異的な回復を見せている。ところが、リハビリの最終段階でクビサ側とチェッカレッリの間で意見の対立が発生したと報じられている。

「リハビリの次の段階について意見の相違があったことは事実だ」とチェッカレッリは認め、次のように続けた。

「ロバートは引き続きほかの者に指導を受けながら、現在の治療プロセスを行っていく。その後任が誰になるのかは分からないがね」

チェッカレッリは、クビサが2012年にF1へ復帰できるまでに回復するという自身の予測は今も変わらないと語る。「私は常々そう言ってきたし、それが現実になるようにする。もっとも、今年の11月にロータス・ルノーGPから復帰するという期待は、いささか大げさだったけどね」

2012年限りでフェラーリとの契約が終了するフェリペ・マッサに代わって、2013年にフェラーリから復帰を果たすといううわさも流れているクビサだが、『Omnicorse(オムニコルセ)』によると、チェッカレッリはクビサのマネジャーがフェラーリと話し合いを行っているのか分からないとのことだ。

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