レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、「遅くとも2012年には」、ダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ/リザーブドライバー)をF1デビューさせる計画があることを認めた。
レッドブルの支援を受けているオーストラリア人ドライバー、リチャルドは2011年シーズン、レッドブルの兄弟チームであるトロ・ロッソに所属して金曜日のフリー走行を担当することになっている。
リチャルドの存在は、トロ・ロッソのレースドライバーに残留するとみられるセバスチャン・ブエミとハイメ・アルグエルスアリに強烈なプレッシャーを与えるだろう。
そして、マルコはドイツ語のウェブサイト『motorsport-total.com』とのインタビューで、リチャルドの2011年F1デビューの可能性を排除してはいない。
レッドブルのドライバー育成プログラムの責任者も務めるマルコは、ブエミとアルグエルスアリについて、「すべては全関係者にかかっている」と語り、次のように加えた。
「遅くとも2012年にはレースシートに収まっているリチャルドを見ることになる」