F1 オーストラリアGP、メルボルンが開催継続を断念か

2011年01月24日(月)

毎年メルボルンで開催されているオーストラリアGPだが、今後の開催に地元の有力者が難色を示した。

メルボルン市長のロバート・ドイルは、財政的な理由を挙げ、2015年に現在の開催契約が満了となるタイミングで、開催を終えるべきだと主張。『Sunday Herald Sun(サンデー・ヘラルド・サン)』でこう書いている。

「私の判断はこういったものだ。準備を整えよう。時間切れだ」

また、メルボルンがあるビクトリア州の新首相テッド・ベイリューも、F1開催に向けた税金からの支出を削減する必要があると認めた。現在は、5,000万ドル(約40億円)もの税金がF1開催のために使われているという。

「グランプリは、メルボルンにとって、そしてビクトリア州にとって素晴らしいものであった。しかし、これまでよりも財政的な状態が良くなることを期待しており、きっとそうなると確信している」とベイリューはコメントした。

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