メルセデスGP、ニック・ハイドフェルドのテストドライバー復帰を否定

2011年01月30日(日)

2011年にメルセデスGPのテスト兼リザーブドライバーとなる可能性を有する候補者についてメルセデスが語った。

昨年、ザウバーからレースドライバーに復帰するまで、ニック・ハイドフェルドはメルセデスGPのサードドライバーを務めていた。

しかし、メルセデスのマーケティング責任者であるヨアヒム・シュミットによると、2011年のサードドライバーはドイツ人以外のドライバーになるという。

シュミットは『Bietigheimer Zeitung(ビーティッヒハイマー・ツァイトゥン)』紙に「ドイツ人ドライバーはもう2人もいるからね」と話し、レースドライバーのニコ・ロズベルグとミハエル・シューマッハに触れた。

「今のところ、何人かの候補者と話をしている」

メルセデスは長年タッグを組んできたマクラーレンの手を離れての参戦初年となった2010年、シューマッハを擁していたにもかかわらず、コンストラクターズ選手権で4位に甘んじた。

しかし、シュミットは次のように主張する。「マクラーレンと組んでいた頃に比べて、経済的な負担は明らかに軽くなった」

「われわれにとっては、広告収入とFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント/F1の運営会社)から得られる収入があるから、経済的な魅力が以前よりも増したんだ」

「今季はF1に携わる従業員の支援もある」とシュミットは締めくくった。

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