2011年にメルセデスGPのテスト兼リザーブドライバーとなる可能性を有する候補者についてメルセデスが語った。
昨年、ザウバーからレースドライバーに復帰するまで、ニック・ハイドフェルドはメルセデスGPのサードドライバーを務めていた。
しかし、メルセデスのマーケティング責任者であるヨアヒム・シュミットによると、2011年のサードドライバーはドイツ人以外のドライバーになるという。
シュミットは『Bietigheimer Zeitung(ビーティッヒハイマー・ツァイトゥン)』紙に「ドイツ人ドライバーはもう2人もいるからね」と話し、レースドライバーのニコ・ロズベルグとミハエル・シューマッハに触れた。
「今のところ、何人かの候補者と話をしている」
メルセデスは長年タッグを組んできたマクラーレンの手を離れての参戦初年となった2010年、シューマッハを擁していたにもかかわらず、コンストラクターズ選手権で4位に甘んじた。
しかし、シュミットは次のように主張する。「マクラーレンと組んでいた頃に比べて、経済的な負担は明らかに軽くなった」
「われわれにとっては、広告収入とFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント/F1の運営会社)から得られる収入があるから、経済的な魅力が以前よりも増したんだ」
「今季はF1に携わる従業員の支援もある」とシュミットは締めくくった。