セバスチャン・ブエミ、ダニエル・リチャルドからのプレッシャーを歓迎

2011年02月03日（木）

[+] 写真を拡大

セバスチャン・ブエミ（トロ・ロッソ）は、リザーブドライバーとしてトロ・ロッソに加わったダニエル・リチャルドからのプレッシャーを歓迎しているようだ。

つい最近まで、レッドブルのドライバー育成プログラムでトップの地位にいるとされたブエミ。しかし昨年は、チームメートであり、同じくレッドブル育成ドライバーのハイメ・アルグエルスアリが確実に成長を遂げたほか、リチャルドという新星まで現れた。

リチャルドもレッドブルのドライバー育成プログラムに所属し、2010年のF1シーズン終了後に行われた若手テストにはレッドブルから参加。関係者を驚かせる走りを見せ、2011年のF1デビューもうわさされた。

結局、リチャルドの2011年F1デビューは実現しなかったが、今年はトロ・ロッソのリザーブドライバーになり、金曜のフリー走行に出場することとなった。しかし、これでブエミの立場が危うくなったとも言われている。

「ダニエルの存在はいいものだよ」

「いずれにしろ、これもF1だよね。才能を証明できなければ、自分より若い誰かにシートを奪われるんだ！」とブエミは、リチャルドからのプレッシャーをモチベーションに変えていると語った。

この記事をシェアする