権威ある新聞によると、ウィリアムズの株式公開は実現間近であるという。
最近、ウィリアムズはチームの将来を「保障する最善の方法だ」という理由から、株式公開を検討していると認めていた。
今週の『Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)』が伝えたところでは、チーム株式の最大28%が今月下旬に、フランクフルト証券取引所で売り出されるようだ。
ウィリアムズの2011年型車FW33は、非常に低いリアパッケージでギアボックスも小さくしているが、これまでのところバレンシアで行われているテストのタイムシートには、大きく影響が出ていない。
また、ウィリアムズがテストで地味な暫定版のカラーリングを採用していることや、チームが所有するレース用のトラックとユニホームも簡素であるという事実も、ウィリアムズの財政状況を懸念する材料となっている。
テクニカルディレクターのサム・マイケルは、「2011年に向けての予算は十分にある」と主張し、次のように加えた。
「メカニックたちがロゴのないユニホームを着ているのは、2月末までレース用のカラーリングを発表しないことと、サプライズを台無しにしたくないからだよ!」